山口県園芸療法研究会主催です。園芸療法士を随分養成して参りました。熱心な方々に背中を押され坤為地まで何とか続きました。
明後日の話は、環境療法概論です。私が勝手に「環境療法」と名付けたのは、2002年のことでした。随分まえのことだと今更ながら思います。
園芸療法を構成する 2つの療法
作業療法の定義も参考までに書き出しましょう
「身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力
の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行わせることをいう」(理学療法士及び作業療法士法、1965年 定義)
「身体または精神に障害のある者またはそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得をはかるため、諸機能の回復、
維持及び開発を促す作業活動を用いて治療、指導及び援助を行うことをいう」 (社団法人 日本作業療法士協会 1960年 定義)
環境療法
「植物が生育している環境や、自然現象に逆らわず生きている実態、および植物自体が発するさまざまな感覚的要素などが、
人間の内面に働きかけることによって、身体的・心理精神的な安らぎを生み出し、人間を健康に導く作用をいう」
( 藤原による 2002年 )