夢のみずうみ村物語 その22 通所サービスの利点を活かそう

通所サービスの利点を活かそう

最大の特徴は自宅から通ってきて、その日の内に自宅に帰られるということです。

当たり前のことをいうなとお叱りを受けますが、実は、この当たり前のことを活かそうという発想に立たない施設が多いのです。この特長を生かすとすれば、

1.通所施設で体験したことを、その日の内にすぐに自宅で試行してみることができます

2.これほど ADL(日常生活動作)の学習に適した環境は無いのです。日常生活動作の方法を伝授したり、学習し、自宅でその日の内に実行してみる。うまくいかなかったら、次回の通所の時に再学習し修正することができる

3.病院や入所施設では、自宅とは全く異なった環境でのADL学習となります。そこで可能となっても、家に帰ってうまくいくか否かは別の努力が必要です。ところが通所サービスではその日の内に決着が付いてしまうのです。

こうした特徴を持つ施設として、夢のみずうみ村は「宅配ビリテーション施設」と呼んでいるのです。

園芸教室では、つくったものを自宅に持ち帰ります。枯れてしまったら村にまた持って帰ります。送迎の順番を換えたり、送迎車の空間を上手に利用することによって宅配が可能となります。

木工作業でご自宅の庭に出入りする木戸をこしらえて持って帰ります。ご自分の家で使うものをつくるのです。

必要とあらば、軽トラックの荷台に作られたもの(写真は自宅の門)を運ぶと共に、送迎をいたします。

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