夢のみずうみ村物語 その23 杖・車いす はずし儀式

杖・車いす はずし儀式

杖歩行や車いす移動をなさってこられた方に村ではある検査をさせて頂きます。壁により掛かって、片足をわずかでも、一瞬でも地球から離す(すなわち足を浮かせる)ことができれば、どなたも、杖なし歩行、車いすよさらば移動ができると考えさせて頂きます。自分の体重を一瞬でも、支えることが可能であれば、壁にもたれかかったり、家具や物に寄りかかって支えながら移動することができるのです。
杖をはずそうという決意は脳卒中後遺症の方々にとっては大変な決断です。その決断を促す方法として 杖はずし儀式を計画しています。

「○○さんがこれから杖をはずされまーす」

と、大音声を挙げるだけのことです。

はずされた杖をしまっておく場所が写真の公衆電話ボックスの中です

これでは今ひとつ儀式というにはものたりません。この際、新たに儀式化しようと思います。正面玄関脇にでかでかと 「祝 ○○さん 杖はずし挑戦記念日  (年月日)」というような垂れ幕を掲げようと思っています。

甲子園に地元の高校が出場すると市役所正面玄関に登場するあの手の垂れ幕です。

そうしますと、当然、「祝 ○○さん 杖はずし自信獲得記念日  (年月日)」があっていいですね。

いろいろ名記念日を作りたいと思います。

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