プログラム援助の合い言葉 (ときめき・はばたき)
プログラムを実施する場合に、スタッフがどれだけ手をお貸しすればいいか話題になります。全面的に手を貸してさし上げてもいいですが、それでは上げ膳・据え膳で「できる能力」を奪いかねません。中には、職員の手を借りたいなあと思われてる方のお気持ちを察してさっと手を差しのばすことができるためには、手をお貸しする必要がある方をしっかり承知しておく必要があります。
重いものを持つだけの力がない方、片手しか上手に使えず、どうしても代わりの手が必要な方など、それぞれの身体等の状態によって様々な援助をさっとさしのべることが職員に要求されます。
職員の手(援助)を必要とされる方、援助を期待し心ときめかせて待っておられるだろうと想像できる方、こうした方々を職員の合い言葉として「ときめき」ありと呼ぶことにしました。「ときめき」を感じ取った職員が素早く必要な援助をしてさし上げたいと考えます。そういうかたは「そのことをどうしてもやってみたい」という心の働き(ときめき)が見てとれるのです。
こうした「ときめき」がはっきりしない方も無論いらっしゃいます。そういう方には、「人生もっと楽しむぞ」って、羽ばたいて頂きたいのです。そういう気持ちを込めて職員の合い言葉は「はばたき」ということにしました。