藤原茂プロフィール
1948年山口県萩市生まれ 作業療法士 NPO法人夢の湖舎理事、株式会社夢のみずうみ社相談役、琉球リハビリテーション学院長、日本作業療法士連盟相談役
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わが通勤事情
私は、山口県の萩市に自宅がある。職場は、中国山脈の真ん中の山口市と瀬戸内海の防府市、さらに、千葉県浦安市と、東京世田谷区にある。通勤は、最も多いのが、車で、中国山脈を片道1時間30分から45分くらいかけて移動することと、山口宇部空港と羽田空港の行ったり来たりである。 最近飛行機通勤も多くなってきた。山口県の夢のみずうみ村(山口市と防府市)、首都圏の夢のみずうみ村(浦安市、世田谷区)を行ったり来たりしている。毎週、水曜の最終便か、木曜日早朝便で、山口から羽田、金曜日の最終便ひとつ前の便か土曜日の最終の一つ前の便で、山口宇部空港に帰る。機内で、ひたすら、パソコンで考え事をしたり、書類を作ったり。こうした日常のエネルギー消耗が抒情に相当応え始めてきた。何ともない移動だと思われますが、空高く舞い上がる気圧変化(耳がつんと詰まる)は、突発性難聴の耳(左は全く聞こえず)には、少々困る。右耳も詰まってくると、静の中にいる状態に近い。こういうことが、体調に何らかの影響を与えるなんて考えもしなかった。飛行機に乗れていいやいという感覚はもはや皆無である。できるだけ、移動は少なくしたい。限られた場所で落ち着いて仕事をさせて頂き、どうしても必要な時に限って移動したいと思うが、今の私にはそれが許されない。夢のみずうみ村が第二期激動期に入っているからである。ひたすら、もくもくと、宿命のごとき今の仕事をこなしていこうと思う。航空券はできるだけ安く、スマートシニア割引という、当日になって、老人のみが予約できる安い切符が、空席あれば買えるという冒険買いをしている。安いが、夜中の0時を回った頃におもむろに、携帯電話を取り、入力して、空きがあるかどうかだが、早朝便は、なんと、満席が多い。今日も0時5分に挑戦したが、山口宇部から羽田便はなかった。仕方なく、次の便にした。 深夜の切符買い。早く慣れたいと思っている。 いや、できる限り、飛行機に乗らないでゆったり、ゆっくり、じっくり仕事したい。それが、今の偽らざる心境である。
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