藤原茂プロフィール
1948年山口県萩市生まれ 作業療法士 NPO法人夢の湖舎理事、株式会社夢のみずうみ社相談役、琉球リハビリテーション学院長、日本作業療法士連盟相談役
詳細 >>カレンダー
-
最近のブログ記事
カテゴリー
- その他 (150)
アーカイブ
- 2024年5月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (2)
- 2022年3月 (1)
- 2021年12月 (2)
- 2021年11月 (5)
- 2021年10月 (14)
- 2021年9月 (19)
- 2021年8月 (10)
- 2021年7月 (1)
- 2021年3月 (1)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (2)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (4)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (9)
- 2019年7月 (4)
- 2018年7月 (1)
- 2018年4月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (1)
- 2017年1月 (2)
- 2016年6月 (2)
- 2016年4月 (1)
- 2016年1月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (1)
- 2015年4月 (1)
- 2014年11月 (1)
- 2014年9月 (3)
- 2014年7月 (1)
- 2014年2月 (1)
- 2013年5月 (1)
- 2013年4月 (5)
- 2012年12月 (1)
- 2012年10月 (1)
- 2012年7月 (1)
- 2012年5月 (2)
- 2012年4月 (2)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (5)
- 2012年1月 (1)
- 2011年12月 (3)
- 2011年11月 (1)
- 2011年10月 (1)
- 2011年9月 (1)
- 2011年7月 (1)
- 2011年6月 (1)
- 2011年4月 (1)
- 2011年2月 (2)
- 2011年1月 (2)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (4)
リンク
検索
日別アーカイブ: 2021年8月28日
夢のみずうみ村物語 その5 雑然とした環境こそ家庭環境
雑然とした環境こそ家庭環境 家庭環境は、広々とした施設や病院環境と比べて、狭くて家具や物がいっぱい配置されています。生活感がする家庭ほど雑多な空間になっています。 夢のみずうみ村ではそういう雑多な空間を作りたかったのです。なるべく、家と同じ環境で、生活の仕方を再学習して頂くリハビリテーション施設でなければならないからこそ、雑多なのです。所狭しとテーブルや家具やピアノが置いてあるのです。その間をぬうように 利用者の方々は移動なさるのです。それをちゃっかり、「リビング2周」というメニューにしてしまうのがプログラムとしての仕掛けであるわけです。 家庭環境に近づけるための工夫 ① テーブル・椅子を同一のもにしない ② 電気・照明は長い蛍光灯が2~3本並んで付いている事務用のものには絶対にしない同一の物を使わない。家庭の各部屋が照明が違うようになるべく異なる照明器具を設置する ③ 茶箪笥を広い床面の随所に配備してコーナーとして仕切り、居室のイメージとする 等でした。 写真2(その4の写真)の中央にありますのは、電話ボックスです。これも、それからテーブルも、中古品の店から買ってきました。常に掘り出し物がないか職員一同が注視して、出物があると軽トラで買い付けに行きました。施設作りに参画するという意識が無意識のうちにこういう動きの中から生まれてきたのだなあと今思うのであります。 その6へ続く
カテゴリー: その他