藤原茂プロフィール
1948年山口県萩市生まれ 作業療法士 NPO法人夢の湖舎理事、株式会社夢のみずうみ社相談役、琉球リハビリテーション学院長、日本作業療法士連盟相談役
詳細 >>カレンダー
-
最近のブログ記事
カテゴリー
- その他 (150)
アーカイブ
- 2024年5月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (2)
- 2022年3月 (1)
- 2021年12月 (2)
- 2021年11月 (5)
- 2021年10月 (14)
- 2021年9月 (19)
- 2021年8月 (10)
- 2021年7月 (1)
- 2021年3月 (1)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (2)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (4)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (9)
- 2019年7月 (4)
- 2018年7月 (1)
- 2018年4月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (1)
- 2017年1月 (2)
- 2016年6月 (2)
- 2016年4月 (1)
- 2016年1月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (1)
- 2015年4月 (1)
- 2014年11月 (1)
- 2014年9月 (3)
- 2014年7月 (1)
- 2014年2月 (1)
- 2013年5月 (1)
- 2013年4月 (5)
- 2012年12月 (1)
- 2012年10月 (1)
- 2012年7月 (1)
- 2012年5月 (2)
- 2012年4月 (2)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (5)
- 2012年1月 (1)
- 2011年12月 (3)
- 2011年11月 (1)
- 2011年10月 (1)
- 2011年9月 (1)
- 2011年7月 (1)
- 2011年6月 (1)
- 2011年4月 (1)
- 2011年2月 (2)
- 2011年1月 (2)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (4)
リンク
検索
月別アーカイブ: 10月 2021
夢のみずうみ村物語 その24 ONE STEP ONE GOODS 環境
ONE STEP ONE GOODS 環境 なるべく、ご自分お力で移動できるようにというリハビリテーションの基本的なニードにお答えするために、村では ONE STEP ONE GOODS(ワンステップ ワングッズ)と名付けた環境づくりを意識しております。 歩いて移動する一歩先に、さわるもの・すがるもの・寄りかかるものが、必ず最低1つ以上ある環境 のことです。 写真を見てください。テーブルや椅子が有り、今のような環境です。ここを、杖を持たずもたれかかり、寄りかかり移動するメニューを「リビング2周」といいます。 写真をご覧頂いて想像できると思いますが、村には手すりがありません。つけないのです。その代わりに、先程の、 ONE STEP ONE GOODS でがんばって頂こうという案配です。その歩が移動(歩行)の自立獲得が早いのです。
カテゴリー: その他
夢のみずうみ村物語 その23 杖・車いす はずし儀式
杖・車いす はずし儀式 杖歩行や車いす移動をなさってこられた方に村ではある検査をさせて頂きます。壁により掛かって、片足をわずかでも、一瞬でも地球から離す(すなわち足を浮かせる)ことができれば、どなたも、杖なし歩行、車いすよさらば移動ができると考えさせて頂きます。自分の体重を一瞬でも、支えることが可能であれば、壁にもたれかかったり、家具や物に寄りかかって支えながら移動することができるのです。 杖をはずそうという決意は脳卒中後遺症の方々にとっては大変な決断です。その決断を促す方法として 杖はずし儀式を計画しています。 「○○さんがこれから杖をはずされまーす」 と、大音声を挙げるだけのことです。 はずされた杖をしまっておく場所が写真の公衆電話ボックスの中です これでは今ひとつ儀式というにはものたりません。この際、新たに儀式化しようと思います。正面玄関脇にでかでかと 「祝 ○○さん 杖はずし挑戦記念日 (年月日)」というような垂れ幕を掲げようと思っています。 甲子園に地元の高校が出場すると市役所正面玄関に登場するあの手の垂れ幕です。 そうしますと、当然、「祝 ○○さん 杖はずし自信獲得記念日 (年月日)」があっていいですね。 いろいろ名記念日を作りたいと思います。
カテゴリー: その他
夢のみずうみ村物語 その22 通所サービスの利点を活かそう
通所サービスの利点を活かそう 最大の特徴は自宅から通ってきて、その日の内に自宅に帰られるということです。 当たり前のことをいうなとお叱りを受けますが、実は、この当たり前のことを活かそうという発想に立たない施設が多いのです。この特長を生かすとすれば、 1.通所施設で体験したことを、その日の内にすぐに自宅で試行してみることができます 2.これほど ADL(日常生活動作)の学習に適した環境は無いのです。日常生活動作の方法を伝授したり、学習し、自宅でその日の内に実行してみる。うまくいかなかったら、次回の通所の時に再学習し修正することができる 3.病院や入所施設では、自宅とは全く異なった環境でのADL学習となります。そこで可能となっても、家に帰ってうまくいくか否かは別の努力が必要です。ところが通所サービスではその日の内に決着が付いてしまうのです。 こうした特徴を持つ施設として、夢のみずうみ村は「宅配ビリテーション施設」と呼んでいるのです。 園芸教室では、つくったものを自宅に持ち帰ります。枯れてしまったら村にまた持って帰ります。送迎の順番を換えたり、送迎車の空間を上手に利用することによって宅配が可能となります。 木工作業でご自宅の庭に出入りする木戸をこしらえて持って帰ります。ご自分の家で使うものをつくるのです。 必要とあらば、軽トラックの荷台に作られたもの(写真は自宅の門)を運ぶと共に、送迎をいたします。
カテゴリー: その他
夢のみずうみ村物語 その21 インフォームドコンセントが不十分
インフォームドコンセントが不十分 様々なサービスをして頂くに当たって、ご本人ご家族に事前に十分説明し、納得して頂く必要があります。 夢のみずうみ村で説明を要するところは以下の諸点です。 1.夢のみずうみ村には手すりがありません。 one step one goods(その24で説明します)の考えによります。転倒の危険がありますが、その分、歩行の自立に早道だと考えております。 2.バリアーも随所にあります。ご家庭で遭遇なさる可能性のあるバリアーを意図的に設置しております。バリアーを克服する対策を身につけて頂き、ご家庭でもスムーズな動きをして頂けるようにするためです。 3.危険がいっぱいです。ご家庭にある危険は施設に置いても同様に存在させています。最低限の注意能力を維持することを目的にしております。 4.夢のみずうみ村では保険に加入しております。利用しないことが最善ですが、万が一がございましたら活用することとなります。
カテゴリー: その他