昨年に引き続き、今年も「岩手種山高原星座の森」に1泊2日のキャンプに行ってきました。カリタス様の主催で沿岸被災地の子ども達30名と過ごします。

宿泊地に到着してまず工作作りをしました。牛乳パックや折り紙など身近にあるもので「万華鏡づくり」。みんな個性あふれる作品が出来ました。

その後は宿泊するコテージに着き、夕食のバーベキューの準備を保護者、スタッフみんなでします。外で焼くお肉がとても美味しくて、お腹いっぱいいただきました。天気が不安定で今にも雨が降りそうでしたが、その後は子どもたちが聖火を灯してキャンプファイヤー、火を囲みながら各班で考えたゲームを披露。クイズを出したり、宝探しごっこ、怖いお話もありました。それぞれの班で趣向をこらした出し物にみんなで笑い、キャーキャー言いながら火を囲んで、楽しい時間をすごしました。

花火を楽しんだ後は雨が降ってきたので、星を眺めることはできませんでしたがそれぞれの部屋では子どもたちは寝るのがもったいないと夜遅くまでお友達とおしゃべりしているようでした。子どもにとってはそれが一番の楽しみかもしれませんね。

2日目の午前中、森林探検。インストラクターの案内で山に登りました。山頂まで行くとうっすら霧がかかっていて涼しげな景色が広がっていました。帰りは森の中を歩くと、途中で雨が降ってきてびしょぬれ。ここまで濡れたならとジャブジャブ川に入ったり、無邪気に自然を満喫しました。

あっという間の2日間でしたが、みんな「楽しかった～」と素敵な夏の思い出ができました。日頃から子ども達への温かい支援を頂いているカリタス様、関係者の皆様。子ども達はキャンプを通して新しい友達との出会いがあり、自然と触れ合う体験を通して、協力して最後まで頑張ることができました。たくさん勉強になりました。ありがとうございます。

日頃より夢ハウスへご支援ありがとうございます。皆様からこどもたちへスイカやたくさんのプレゼントが届きました。おいしくいただき、みなさんの励ましにお力をいただいております。

大槌でも夏休み真っ只中です。こちらの夏休みは少し短く、7月26日から8月16日までです。午前中は夏休みの宿題、午後はプールで水遊びをして楽しく過ごしております。

先日「熊本＆大分ベイビーズ」の方々が夢ハウスにお越しくださいました。大分バーテンダー協会で構成される皆様が、子ども達のために、ノンアルコールのカクテルを無料で振る舞っていただきました。九州も熊本地震で大変な中ですが、毎年大槌に来ていただいて東北被災地の皆様に笑顔とカクテルをプレゼントしてくださる、とても素敵な方々です。

カップには大槌を応援する九州の皆様からの温かいメッセージが書かれ、カラフルなカクテルをみんなでおいしくいただきました。子どもたち自身もシェイカーを持ってカクテルを作る貴重な体験をしました。

そしてスペシャルゲストのミュージシャン、大島圭太さん！！昨年も夢ハウスでミニライブを披露していただき、今年も足を運んでいただきました。みんなでおいしいカクテルをいただいた後、大島さんのまわりに子ども達が集まります。生演奏が始まるとみんなノリノリで歌って、タンバリンを叩いたり、大島さんの代表曲「ビール片手に」ではカクテルを片手にみんなで歌って盛り上がりました。

子ども達を応援してくださる皆様にいつも元気と勇気をもらっています。とても楽しい時間をありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

子ども夢ハウスは皆様からのご支援、温かい応援により毎日元気いっぱいに活動しております。夏本番となり暑い毎日ですが、子ども達はますます活発です。引っ越しした家の中は大変広くなったのですが、屋外の活動場所が狭いのが現状です。子ども達が大好きなサッカーや鬼ごっこができた「すりきず公園」は本当に貴重な場所だったと、子ども達としみじみ感じております。

子ども達をのびのび思いっきり遊ばせたい！！との思いで「第2すりきず公園」を敷地内に作る計画をしております。下記の予定で遊具作りのボランティアを募集しております。

 ・日　時　8月9日(火)午後13時～8月13日(土)

・場　所　岩手県上閉伊郡大槌町大槌15-95-68　子ども夢ハウスおおつち

・時　間　9時～16時までのご都合のいい時間

・持ち物　動きやすく、汚れてもいい服装でお願いします。

 飲み物（麦茶）はこちらで用意しますが、昼食につきましてはご準備下さい。歩いてすぐにコンビニもあります。

ボランティアをして頂ける方はお手数をおかけ致しますが以下の内容をお知らせ下さい。

・名前（フルネーム）　　・連絡先　　・参加希望日　　・参加人数　　・宿泊の有無

otuchi@yumenomizuumi.comにメール、または0193-55-6565、携帯080-3884-3833までお電話を下さい。

また、ボランティア保険の加入が必須となっております。地元の社会福祉協議会でボランティア保険に加入して、ご参加下さい。よろしくお願い致します。

いつも子ども夢ハウスおおつちに心をお寄せいただき、あたたかいご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。

 本日の大槌は昨日から降り続いていた雨は止み、曇っています。気温は19℃で、肌寒い状態です。

そんな中で本日もボランティアの方々にお越しいただき、庭のお手入れのお手伝いを行っていただいております。とても広いお庭の為、手入れが大変なので、大変助かりました。

 また、最近は全国から応援してくださっている方々、ご寄付をいただいている方々からも様々なご支援を賜っております。

本当に全国の方々のお力添えがあったからこそ、今の夢ハウスの運営が継続してこられたことをを痛感しております。心より、深く感謝致します。

 2013年4月11日に子ども夢ハウスおおつち記念植樹を致しました。「姫リンゴ」です。

今年、本当に大きく実がなりました。植樹してから3年3ヶ月が経過しました。

成長した実は今も遊びにくる子ども達の姿と重なります。

様々な子ども達が夢ハウスの玄関を出入りして大きくなってきて、姫リンゴはいつもそばで見守ってくれていました。そして、これから子ども夢ハウスは少しずつ、また、地域に根を張っていきます。

ありがとうございます。

子ども夢ハウスが4月に移転して、以前より3倍広いお家を毎日子ども達は駆け回って遊んでおります。皆様からのご支援があってこそ、活動できることに深く感謝申し上げます。

快晴の気持ちのいい土曜日、子ども達が前からやりたがっていた子ども達手作りのカフェをオープンしました。メニューはかき氷、チョコバナナ、ジュースなど。オーダーをとって子ども達が作ったメニューをお客様の子ども達がいただきます。「みんなおいしい！」と大好評。注文が殺到して子ども店員は大忙しです。大人の手を借りずに子どもだけで頑張りました。ほとんどが売り切れ。子どもの力、企画に圧倒されました。

　この日のお昼ご飯は流しそうめんをしました。そうめんの他にみかん、さくらんぼ、枝豆、ゼリーも流しました。我先にそうめんをゲットする子もいれば、最後に流れ着いた食材で満足する子。みんな個性がでて、笑顔がいっぱい。楽しい外ご飯でした。

　お誕生日会もしてみんなでお祝い。おめでとう。また一つ素敵な思い出ができました。

日頃より子ども夢ハウスをご支援いただきありがとうございます。大槌も梅雨に入りました。先日は夏のような暑さの中、バザーに参加しました。いつも子ども夢ハウスにご協力いただいております大槌復興支援団体の「サンガ岩手」さんは毎月１１日の震災月命日にバザーを催します。子ども達手作りのお菓子をたくさん作り、子ども達自らが「子ども店長」になるとはりきって販売しました。おかげさまで全て完売！ありがとうございました。

その後はジャガイモ畑に行きました。１か月前に植えた種イモが、草が伸び放題になってました。１５人の子ども達が一斉に取り掛かり、あっという間に雑草がなくなりました。みんな暑い日差しの中、よく頑張りました。

 あとはお楽しみの水遊び！今年初めて川に行ってみんな服のまま、どぼんと入り大はしゃぎしていました。大人は水が冷たくてとても無理ですが、子どもの元気のよさに圧倒されます。

大槌は自然の美しいのどかな環境です。自然の中で、のびのびした子ども達の笑顔に癒された１日でした。

子ども夢ハウスが開所してから毎年この時期に来てくださる神様がいます。

青森県十和田市から「権現様」がいらっしゃいました。

権現様とは仏さまが「仮に」神様の形をとって現われることです。子ども夢ハウスは権現様が毎年会いに来てくださるので、事故もなく穏やかに過ごせています。

今も仮設住宅に住む方々、津波で亡くなった方のために権現様が舞ってくださいます。

久しぶりに安渡第２仮設に行くと皆さんが笑顔で「待っていたよ～」と声をかけてくださいます。被災された皆さん、今も海で行方の分からない方の為に権現様は舞います。

遠くから車で５時間かけて来てくださり、お心遣いに毎年感謝でいっぱいです。

権現様が舞うと身丈が２メートル以上になり、驚きます。太鼓の音とともに勇壮な舞が披露されます。何度見ても迫力ある公演に魅了されます。

子ども達はこの日小学校の運動会。元気に帰ってきて権現様に頭を「ガブッ」とかまれます。頭をかんでもらうと１年間無病息災で元気に過ごせると言われています。頭からがぶっといくのでかんでもらうというより食べられてるようですね・・・

今年も本当にお世話になりました。晴山獅子舞保存会様、ありがとうございました。

このたびの熊本地震では余震が今も続き、まだまだ大変な時間をすごされていると思います。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

5年前に東日本大震災に直面した私達も、皆様の状況をテレビで拝見する度、心が痛くなります。暗い中、揺れにおびえ、眠れず、家族の無事を願い、怖くて何も見えず、不安で涙が出て．．．１つのおにぎりを家族みんなで分け合って食べたり、報道を見るたびに当時のことが思いおこされます。

３~５才に体験した子ども達は今、本当に頼もしくなりました。子ども夢ハウスは全国の方はもちろん、熊本の方々にはいつも温かいご支援、ご寄付やボランティアいただき、どれだけ支えられてきたかと思うと、駆け付けたい、何かできることはないか、あの時支えられた分恩返しをしたい気持ちでいっぱいです。

 子ども夢ハウス管理人の吉山も熊本の実家が被災し、本当に大変な思いをしております。吉山を慕う子ども達は今、自分たちにできることを取り組んでいます。今日はお小遣いを出し合い、募金箱を作り、みんなで募金しました。また手紙を書いたら少しでも元気になるかなと、みんな心を一つに熊本の皆さんに送るものを準備しております。

今は耐えることがばかりで、悲しみ、苦しみは図りしれません。不自由な生活な続いてることと思いますが、充分にお気をつけください。

 ５年前、全国の皆さんに励まされ、みなさんのおかげで私たちはこんなに元気になりました。みんなが応援しています。どうかお心を強く持って踏ん張って下さい。１日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

いつもあたたかいご寄付、ご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。

 以前、ブログでも移転のご案内をさせていただいておりました。

2016年4月1日に、無事に新しい場所で開所セレモニーを執り行うことが出来ました。

大家さん、地元の佐藤床屋さんにもお越しいただき、新たな場所で、子ども夢ハウスおおつちはスタートすることとなりました。引っ越し作業も、本当に大勢のお力添えをいただくことができ、無事に終えることができました。そして、とてもとても立派な家をお借りすることが出来ました。

2013年4月11日に安渡で開所式を行ったときは大人のみでしたが、今回は春休み真っ只中の子ども達も参加することができました。これからもまた色々な子ども達が遊びにやってくることと思います。

皆様のおかげで活動を継続することが出来ております。深く感謝致します。

新住所は

岩手県上閉伊郡大槌町大槌第15地割95-68となります。

どうぞ、これからも宜しくお願い致します。

いつもあたたかいご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。

3月11日の夢ハウスです。

去年まで夢ハウスでは、本当に沢山の皆様にご支援をいただき、亡くなられた大切な人たちに向けた手紙を風船に託して、夜空に飛ばす会を行ってきました。

しかしながら、今年は子ども達、その親、スタッフ含め関係者の希望で、静かに思う時間にしようと決めた日でした。一昨年から繋がりのある方々にもご遠慮いただくなど、皆様には大変なご配慮をいただきました。誠にありがとうございました。

今年は灯篭流しを行い、大切な人たちを静かに偲ぶ時間となりました。

灯篭には、子どもたち、親たちがそれぞれ、亡き人に向けてメッセージを書きました。

「早く、帰ってきて」、

「そっちでも元気にやってる？」、

「今日はおうちでゆっくりできましたか？」、

「そっちに行ったときにたくさんほめてもらえるよう、これからもがんばるね」

メッセージを書いた、一個、一個の灯篭を大事に、丁寧に、安渡の海に流していきました。

みんな、最後までしっかりと海を見つめていました。大切なメッセージはきっと届いたと思います。

それぞれが大切な人を静かに偲ぶ時間となりました。

いつもご支援、ご寄付をいただいている皆様に、心を寄せていただいている皆様に、深く感謝申し上げます。