子ども夢ハウスが4月に移転して、以前より3倍広いお家を毎日子ども達は駆け回って遊んでおります。皆様からのご支援があってこそ、活動できることに深く感謝申し上げます。

快晴の気持ちのいい土曜日、子ども達が前からやりたがっていた子ども達手作りのカフェをオープンしました。メニューはかき氷、チョコバナナ、ジュースなど。オーダーをとって子ども達が作ったメニューをお客様の子ども達がいただきます。「みんなおいしい！」と大好評。注文が殺到して子ども店員は大忙しです。大人の手を借りずに子どもだけで頑張りました。ほとんどが売り切れ。子どもの力、企画に圧倒されました。

　この日のお昼ご飯は流しそうめんをしました。そうめんの他にみかん、さくらんぼ、枝豆、ゼリーも流しました。我先にそうめんをゲットする子もいれば、最後に流れ着いた食材で満足する子。みんな個性がでて、笑顔がいっぱい。楽しい外ご飯でした。

　お誕生日会もしてみんなでお祝い。おめでとう。また一つ素敵な思い出ができました。

日頃より子ども夢ハウスをご支援いただきありがとうございます。大槌も梅雨に入りました。先日は夏のような暑さの中、バザーに参加しました。いつも子ども夢ハウスにご協力いただいております大槌復興支援団体の「サンガ岩手」さんは毎月１１日の震災月命日にバザーを催します。子ども達手作りのお菓子をたくさん作り、子ども達自らが「子ども店長」になるとはりきって販売しました。おかげさまで全て完売！ありがとうございました。

その後はジャガイモ畑に行きました。１か月前に植えた種イモが、草が伸び放題になってました。１５人の子ども達が一斉に取り掛かり、あっという間に雑草がなくなりました。みんな暑い日差しの中、よく頑張りました。

 あとはお楽しみの水遊び！今年初めて川に行ってみんな服のまま、どぼんと入り大はしゃぎしていました。大人は水が冷たくてとても無理ですが、子どもの元気のよさに圧倒されます。

大槌は自然の美しいのどかな環境です。自然の中で、のびのびした子ども達の笑顔に癒された１日でした。

子ども夢ハウスが開所してから毎年この時期に来てくださる神様がいます。

青森県十和田市から「権現様」がいらっしゃいました。

権現様とは仏さまが「仮に」神様の形をとって現われることです。子ども夢ハウスは権現様が毎年会いに来てくださるので、事故もなく穏やかに過ごせています。

今も仮設住宅に住む方々、津波で亡くなった方のために権現様が舞ってくださいます。

久しぶりに安渡第２仮設に行くと皆さんが笑顔で「待っていたよ～」と声をかけてくださいます。被災された皆さん、今も海で行方の分からない方の為に権現様は舞います。

遠くから車で５時間かけて来てくださり、お心遣いに毎年感謝でいっぱいです。

権現様が舞うと身丈が２メートル以上になり、驚きます。太鼓の音とともに勇壮な舞が披露されます。何度見ても迫力ある公演に魅了されます。

子ども達はこの日小学校の運動会。元気に帰ってきて権現様に頭を「ガブッ」とかまれます。頭をかんでもらうと１年間無病息災で元気に過ごせると言われています。頭からがぶっといくのでかんでもらうというより食べられてるようですね・・・

今年も本当にお世話になりました。晴山獅子舞保存会様、ありがとうございました。