秋晴れのもと、紅葉の美しさに秋の深まりを感じます。読書の秋、スポーツの秋、いろいろありますが、今日は芸術の秋を体験しました。東日本げんきアートプロジェクト様の主催で子どもたちに「アートと音楽で元気を届けたい!」と現代作家の方々が大槌でワークショップを開催しました。2年前から被害の大きかった大槌町のこどもたちに心の安らぎを感じてほしいと活動しています。女の子たちはビーズアクセサリーと「ユルフワくん」という人形作りに挑戦です。
たくさんビーズがあるので女子たちは夢中です。黙々と集中している姿は珍しい(笑)かわいいブレスレットがたくさんできました♪楽しくてみんな4個も作ってしまいました。
次に「ユルフワくん」という手作り人形にチャレンジです。水切りネットのようなものに綿を入れてフェルトで可愛くデコレーション。子どもの自由な発想で作ります。手軽に身近にあるもので製作するアイデアがさすが芸術家の方々です。みんなかわいく作れました。
一方、男の子たちは、ホテルから散策しながらベルガーディア鯨山へ向かいます。到着すると、散策してみて、触れて感じたもの、描きたいものを描こうとみんなそれぞれ筆をとりました。
恐竜、家、人、不思議なものまで。
まさに芸術ですね!本当に子どもたちの感性は素晴らしい!みんな描きたいものがあって、思い思いに好きなように描いていました。
今は被災地でも生活が落ち着いてきて、物も充分になってきておりますが、人とのふれあい、安心して遊べる当たり前の環境が不足しているのではと日々実感します。いつも遠くから様々な方のご支援に感謝とともに、皆さんからあたたかく見守られていることを子どもたちに伝えています。このような機会を体験させて頂き、ありがとうございました。